毛包虫《ニキビダニ》

毛包虫《ニキビダニ》

雨に濡れた紫陽花がひときわ鮮やかに輝いています。みなさまいかがお過ごしですか。さて、今回は「毛包虫」です。

 

毛包虫とは蛛形網ダニ目ニキビダニ科に属する微小なダニのことで、体は細長く0.1~0.4㎜で前半部にきわめて短い4対の脚があります。ニキビダニ科に属するダニのことを総じてニキビダニと呼び、現在数千種類のニキビダニが確認されています。

 

哺乳類の毛包部に多く寄生することから、毛包虫とも呼ばれています。毛包虫は健康な皮膚にも多く存在し、多くはニキビの直接的な原因とはなりません。まれにニキビ内部にニキビダニが多く存在して炎症を起こすことを、毛包虫症と言います。

 

毛包虫症が起きやすいのは中年婦人の口周りのニキビであり、ニキビが長く続く場合や繰り返す・赤みがある場合にはニキビダニが原因となっている可能性があります。自然治癒することも多いですが、症状が続く場合には皮膚科での診察の上、内服や外用の菌を抑える薬を使用します。

 

基本的にニキビダニは人間と共存しているダニですが、化粧が落ち切っていない・疲労が溜まっている・保湿が不十分で皮膚の状態が悪い場合などには、ニキビの原因となることがあります。毛包虫症を避けるためには、日ごろから皮膚を健康に保つことが大切です。

 

ちなみにイヌやブタに起きる毛包虫症はヒトとは別種のニキビダニによるもので、化膿・脱毛などを起こします。

 

-小島内科クリニック医学豆知識でした-

 

ニキビダニ

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