発疹《粘膜疹》

発疹《粘膜疹》

春の足音がすぐそばまで聞こえてくる季節となりました。みなさまお元気でお過ごしですか。さて、今回は発疹(粘膜疹)です。

 

発疹とは、皮膚や粘膜に湿疹(痒みのあるブツブツ)ができることです。なかでも皮膚にできるものを皮疹、そして粘膜にできるものを粘膜疹と呼びます。粘膜疹が生じる主な部位は、口腔・結膜(眼球)・肛門・膣などであり、皮疹と共に現れる場合と粘膜疹のみ現れる場合があります。

 

急性伝染病・結核・梅毒などウイルスや細菌が原因となるものが多く、ほかには薬物の中毒や食べ物のアレルギーなどで発症することがあります。薬剤の副作用もしくはウイルスが原因となる難病であるスティーブンス・ジョンソンズ症候群では、全身の粘膜疹が代表的な症状のひとつです。

 

粘膜疹の治療は、ウイルスや細菌に対する治療が原因の場合、その治療が優先して行われます。薬剤性の粘膜疹や症状が強い場合・全身に症状が出ている場合では、ステロイド剤を投与して状態を安定させることもあります。

 

アフタ性口内炎などよく見られる粘膜疹では我慢してしまう方も多いですが、症状が長引く場合には病院を受診して適切な処置をしてもらいましょう。口腔内や眼球・外陰部に炎症を繰り返すのは、ベーチェット病という全身性炎症性疾患が隠れているケースもあります。

 

粘膜疹は原因となるウイルスや細菌に対する免疫力が落ちているときに発症しやすく、予防において疲労やストレスを溜めず、バランスの良い食事や良質な睡眠を摂ることが大切です。

 

-三鷹市医師会小島内科クリニック医学豆知識でした-

 

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